日本外装 社長ブログ

ALC版とラスシート(リブラス)では雨漏りも防水塗装工事も全く違う。



先日の話です。
雨漏りの相談を受けて下見に伺った建物の外観をひと目見て『あれ?』と思いました。
どうも様子がおかしいのです。
というのもお電話を頂いた際、お客様から『鉄骨ALCの建物です』と聞いていたからです。

ところが、あきらかに外壁がALCではないのです。
外壁にタイルを貼ってあるワケじゃなく、塗装で仕上げてある建物ですので、パッと見ただけでわかります。
そもそもALC版の目地がありません。

もちろん建物によってはALCの目地を潰してあるケースも稀にあります。
しかし、窓など開口部の納まりの形状や、ベランダの軒の納まりを見ても、あきらかに違う感じがします。
長くこの仕事をやっているので、パッと見ただけで『これはALCではないな』とわかるのです。
違和感というか。

とは言え、パッと見ただけで絶対ということは言えません。
お客様自身が『鉄骨ALCの建物』とおっしゃっているのですから。
確認のため、外壁を手のひらで叩いてみます。

この手のひらで叩いた時の音や感触で99.9%わかります。(ホントは100%と言いたいぐらいだけど、物事に絶対はないので・笑)
これは間違いなくALC版ではありません。
おそらくラスシートやリブラスです。

そこで、まず初めにお客様にその事実(見解)を伝えなければなりません。
間違った前提条件を元にして、相談への対応やアドバイスはできませんので。
まずは正しい情報を提供してお客様と前提条件を共有する必要があります。

で、この建物の外壁がALC版ではなく、おそらくラスシートかリブラスであることをお伝えしたのですが、それを聞いたお客様はたいへん驚かれた様子です。
というのは、お客様が全面的に信頼しているリフォーム業者から『この建物は鉄骨ALCです』と言われたようなのです。
これまで何度か大掛かりなリフォーム工事などをやってもらい、この建物のことを知り尽くしていると信じていた業者から言われていたらしく、お客様としては全く疑う余地がなかったとのことです。
そもそも今回の雨漏りも、既にそのリフォーム業者に相談をしていたらしく、弊社に相談をしたのは、あくまでも念のために専門業者の話を聞いてみようということだったらしいのです。

たいへん恐ろしい話だと思います。
建物のことを全くわかっていない無知な業者が、お客様から全面的に信頼されているという現実。
しかも、今回のようなケースは、けっして珍しい話ではありません。
わりと有名な大手のリフォーム会社さんにも、今回のような基本的な知識の無さに驚いたことがあります。

わかってる人がいないワケじゃないでしょうから、担当者のレベル次第という面があるのだと思いますが。
いずれにしても、外壁がALC版の場合とラスシート及びリブラスの場合では、雨漏りのメカニズムも、その対処方法も、全く違ってきますので、もし弊社に相談いただかないまま話が進んでいたとしたら、お客様としては大きな損失を被ることになったと思います。
きっと後悔することになったでしょう。
お客様の『念のため専門業者の話を聞いてみよう』という、ちょっとした軽い思いつきが、結果としてお客様ご自身を救ったことになりますね。
結果的にお役に立てたようで、よかったです。

私としても雨漏りで困っている全てお客様のお役に立ちたいという気持ちは強いのですが、まずはお客様から声をかけて頂かないことには役に立ちようがありません。
『専門業者にも聞いてみよう』『他の業者にも相談してみよう』という、お客様のほんの少しの勇気と、ほんの少しの手間がお客様自身を守ることにつながります。
雨漏りのこと、防水工事のこと、塗装工事のこと、外装工事のこと、ぜひ弊社にご相談ください。
お役に立てる自信があります.ではでは。

1冊目の著書です→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則/経済界』
さらに2冊目の著書(共著)は建築専門書です→『【図解】雨漏り事件簿/学芸出版社』
1冊目の本は音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はコチラ

興味がある方は是非読んで(聴いて)みてください。

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