日本外装の現場レポート

鉄部塗装小物(非常ベル)

施工箇所の確認

施工箇所の確認

今回は非常ベルの塗装です。状態は酷いとは言えませんが、全体的にチョーキング(紫外線劣化によって塗膜表面に顔料物質等が浮き出で来ること)し、スピーカー部とベル部に錆が薄っすら出ています。

塗膜を触って白い粉が手に付くようならチョーキングしている可能性が高いです。紫外線当てないのが一番良いのですが、不可能な場合が多いです。

それ以外でチョーキングを防ぐには

  1. 対候性に優れ対候年数の長い塗料を使用する。
  2. 対候年数を超えないよう定期的に塗装をする。

等があります。

また、錆を防ぐには

  1. 定期的なメンテナンスまたは塗装をする。
  2. 錆びた部分はしっかりとケレンしてから塗装する。

等があります。錆びの場合は物によってはケレンが困難だったり、できなかったりする場合があるので、錆びる前または初期段階でのメンテナンス・塗装をお勧めします。

ケレン

ケレン

 

軽度の錆なのでサンドペーパー等で丁寧に落としていきます。錆びは比較的角から発生することが多いですが、これは塗装の際角に塗膜が付きづらい事が理由の一つです。このタイプの非常ベルはスピーカー部の穴がほとんど角になるため錆が発生しやすく、しかも小さい穴の中のケレンがとても困難になります。

清掃

清掃

ケレンが終了したら錆びた鉄粉が残らないよう、しっかり清掃します。油分等がある場合は溶剤等でしっかり拭き取っておきます。

エポキシ樹脂錆止め

エポキシ樹脂錆止め

付着性の優れたエポキシ樹脂の錆止め塗料で丁寧に塗装していきます。錆びていた箇所等はケレンの際、塗膜を削り取ってしまうため、金属が露出してしまう部分があり、塗装後他の部分より塗膜の層が薄くなってしまいます。そのままだと錆の再発を促進させる可能性があるので、錆びた部分には錆止めを2回塗装して、浸水率をさらに下げることが望ましいです。

本体中塗り

本体中塗り

各メーカーさんが上塗り1回目と言われてる工程です。分かり難いので私達は中塗りと言っています。今回は2液形のウレタン樹脂塗料仕様でした。最近の塗料はとても性能がよく硬化も速いので工期が短縮できますが、腕の良い職人でないと綺麗に仕上げられなという反面もあり、見習い職人には辛い時代になったのかなと思います。

また2液形とは、塗料液と硬化剤が別容器に入っていて、決められた配合割合で均一に混合することにより、塗料を反応させ反応前とは異なった成分構造を作り硬化させる塗料で重合乾燥形塗料とも呼ばれます。

このように決められた配合割合を守る為には精度の良い計量器が必要になってきます。通りすがりで塗装屋さんを見かけても計量器を使っている人はほとんど見ないのが現実です。塗料の性能が向上しても計量器を使わなければ中途半端に塗膜形成された塗料が、ただ乾燥して乗っかっているだけになってしまいます。とても残念です。

本体上塗り

本体上塗り

適切な硬化時間を空けて上塗りをします。中塗り同様に硬化が速いので塗り継ぎ等により、仕上がりが悪くならないよう気を付けます。

ベル部中塗り

ベル部中塗り

ベル部に中塗りをします。

ベル部上塗り

ベル部上塗り

ベル部に上塗りをします。スピーカー部分の穴が数個ほど塗料で塞がっていますが引き渡し前には取り除いてるのでご安心ください。

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